こんにちは。
先日、学生時代にお世話になった2人の先生の最終講義に出席してきました。
その時に感じたことや、心に残ったことを書き留めたいと思います。
先生方の研究人生の総まとめは、現在アカデミックな立場に身を置いていない自分にとってもとてもためになるお話でした。
生で拝聴することが出来て本当に良かったです。
私が感じた事を皆さんにも共有出来たら幸いです。
研究をするということ
「大学の教授」。そう聞くととても偉大な人というイメージを持たれる方が多いと思います。
実際にお二人の先生はとても偉大なお方たちです。
最終講義ではそんなお二人の研究人生の振り返りと何を大切にしてきたかという心持ちのお話が聞けました。
私自身大学を卒業しておりますが、大学に残って研究をするなんてすごく頭がよくて才能にあふれた人にしかできないこと。
だと思っていました。
そう思う方も多いのではと思います。
ですがお二人のお話を聞いていて、何かを研究するということは大学の先生でなければできないことではないのだと思えるようになりました。
それはお二人のお話からひしひしと感じた、想いによってそう感じられたのだと思います。
その想いとは、
「今より良くしたい。課題を突破し、人々の役に立つ技術を見つけたい」
という想いです。
実際に先生方がそうと仰っていたわけではありませんが、私はそう感じました。
自分の努力で人のためになることを為すべく、邁進する。
それは大学でなくとも、企業で仕事をしていても、はたまた仕事に就いていなくとも、人生の上で大切なことだと思います。
今回お二人の研究の熱意、源泉を感じることが出来ました。
私も今より良くするにはどうしたらよいか、困りごとや課題を突破するにはどうしたらよいか、何が人のためになるかを追求するという意味で、日々研究をしていきたいと強く感じました。
好奇心や探求心を大切に
先生方のお話を聞いていて、感じた事はお二人とも、研究なさって来たことをとっても楽しそうにお話しされているな。
ということでした。
成果に到達したときのことやアプローチのアイデアが出た当時の様子をワクワク話されておりました。
そのような様子を拝見していると好奇心や探求心が物事を極めるうえで大切なんだな。
と感じました。
好奇心や探求心が研究を長く、深く、高いレベルへと昇華させるポイントなのかな。
と思いました。
「好きこそものの上手なれ」というように、自分の好奇心や探求心を大切にして、
物事を突き詰めていきたいと強く感じました。
素直でありたい
お二人の先生はどちらのお方も教授生活でお世話になった方への謝辞で最終講義をまとめておられました。
一人の先生は、
「優れた他者の能力を頼る」ことが大切だとおっしゃっていました。
「人一人の能力には限界がある」と。
先生方はそうして周りの人々と力を合わせることで一人では達成しがたい偉業を為されてきたのだと思います。
会場にはたくさんの関係者が先生の講義に足を運んでおられましたし、先生方の感謝の言葉に人徳を感じました。
私も先生方のように素直な姿勢を大切にし、周りの人々を頼りながら、いろいろなことに挑戦したいと強く思いました。
最後に
社会人になって、学生の時とは違った感覚でお二人の講義を受けることが出来て本当に貴重な機会でした。
お二人はご定年とはなりますが、恩師として、またお会いしお話が出来る日が楽しみです。
今回感じたことを胸に秘め、これからも元気に頑張っていきたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。