こんにちは。
今日は「気を充実させる」ことについて考えました。
気が充実している人
気が充実している人は周りから見て、活き活きとしている人だと思います。
自分の価値観に基づいて行動して、自分の進む道を切り開いていく。
そんな人が気が充実している人だと思います。
気という漠然としたもの
「気」という言葉を皆さんはどう説明しますか。
私がまず、想像したのが、人がまとっている雰囲気のこと。
ただ、それは「雰囲気」であって、「気」=「雰囲気」と説明はできません。
「気」を使う言葉ってとても多いです。
空気、気力、気分、気合い、気持ち、気配り、気候、気楽などなど。。。
気という漢字を使う単語の意味は説明できますが、
それ自体は何とも説明しようがありません。
気という概念
そこで調べてみたところ、
「気」という概念は東アジアの思想や哲学で重要とされる概念だということです。
思想に哲学。。。
何やら難しくなってきました。
簡単に説明すると、気は自然哲学に由来しているそうで、
自然の中には、様々な現象やエネルギーが存在し、それらは相互に影響し合っており、それらのエネルギーを「気」と呼ぶそうです。
すべての生命や現象はこの「気」の流れの中で成り立っていると考えられていたのだとか。
その後に、「気」は人間の心身のエネルギーとしても考えられるようになったそうです。
調べるうちに、孔子や老子、荘子などの中国の思想家たちが「気」をどう捉えていたかを知ることができました。
その中でも、儒教の思想家の一人の孟子が説いた「浩然の気」という言葉に感銘を受けました。
今回私が自分の心に留めておこうと思った、この言葉について紹介します。
浩然の気
孟子の説く「浩然の気」という言葉は、高潔で正しい気風を表現する言葉だそうです。
つまり、道徳的、精神的に品格が高く、誠実であるような気風のことを言うのですね。
常に自分の良心に従って正しいことをすることを選択し、その価値観に基づいて行動するような人を「浩然の気が充実している人」と言えるのですね。
そのような自分の軸となる価値観を持って、自分が進むべき方向へ進んでいる人が
活き活きとして見える一つの理想像なんだな。と納得しました。
まとめ
今回は、気を充実させることについて考え、調べ、
気という言葉は漠然とした概念を表し、その意味には様々な捉え方があることを知りました。
その中でも、孟子の説く、「浩然の気」について説明し、一つの気を充実させる理想像として、紹介しました。
ほかにも、「気」には色々な概念や考え方があり、過去の思想家の考えを参考にすれば、自分に合った「気を充実する」ことが可能だと思います。
皆さんはどのような「気を充実させる」ことを想像しましたか。
お礼
最後まで読んでいただきありがとうございました。
少し難しいというか漠然とした内容で、ぼんやりしてしまいましたが、
また色々なことについて考えて、よりよい生活への知恵や考え方を追求していけたらと思います。
また読みに来ていただけたら嬉しいです。