予備知識
Excelのプログラミング言語であるVBAを始める方法を書きます。
まず、Excelにおけるプログラミングとは、VBAという言語を使って、プログラムを作り上げることを言います。
プログラミング言語を使ってプログラムを書くことを”コーディング”といいます。
一般的なプログラミング言語ではコーディングするためのテキストエディタと、統合開発環境という書いたコードを実行したり、エラーを発見・修正したりすることが出来るものが必要ですが、
Excelではそれらを準備する必要がありません。
では、どこにプログラムを書くか(コーディングするか)ご紹介いたします。
環境構築(開発タブ表示設定)
まずExcelのタブに以下の”開発”タブを表示させることが必要です。
設定方法は
ファイル→オプション
“Excelのオプション”というダイアログボックス内で、
①”リボンのユーザー設定”を選択、②”開発”にチェックし、③”OK”ボタンを押します。
これで開発環境が整います。
いざ、コーディング!
先ほど表示させた開発タブ内のVisualBasicをクリックします。
すると、開発ウィンドウが開くので
左に表示されているプロジェクト内で右クリックをして、標準モジュールを挿入します。
(プロジェクトが表示されていない場合は表示→プロジェクトエクスプローラーを選択)
標準モジュールとはコードを書いておくノートのようなものです。
標準モジュールが挿入されたらいよいよコードを書きます。
試しに以下を書いてみましょう。
Sub hello()
Msgbox("hello")
End Sub
コピペでも構いません。
書けたら実行です!
実行タブから実行をしてみましょう。
マウスカーソルをMsgboxのところに合わせてF5のファンクションキーを押すことでも実行できます。
結果は。。。
第一歩を踏み出したあなたへ
あなたもついにプログラマーです。
VBAにはたくさんの関数(機能)があって出来ることは無限大です。
しかもネットに日本語の記事が豊富なこともVBAの良いところです。
Excelと組み合わせて様々なことが出来るので次回はもう少し高度なプログラミングをご紹介したいと思います。
一緒にスキルを身につけて、自信をつけていけるといいなと思います。
次回も乞うご期待!
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