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日記

たとえ一冊でも、届く声がある

「100冊本を読んだ人に、1冊しか読んでいない人が批判するのは違う」そんな言葉を目にして、少し胸の奥がざらつきました。

たしかに、たくさん学んで発信している人には、その積み重ねへの敬意があります。けれど、その「量」は、批判の可否を決める基準にはならないのではないかと思うのです。

それはまるで、「50年生きてきた人に、20歳の人が意見してはいけない」と言っているように聞こえてしまうから。

どれだけ多くを知っていても、どれだけ長く生きていても、私たちは常に「いま」という瞬間の中でしか表現できません。

だからこそ、その表現が誰かの心に触れたなら、たとえその人が1冊しか読んでいなくても、その感じ方には、きっと何かの真実が宿っていると思うのです。

批判とは、相手を傷つけるためではなく、「この言葉が、私にはこう響いた」という鏡を差し出す行為でもあります。

もし、その鏡に映るものが痛みを伴っていたとしても、それが適正な指摘であるなら、100冊読んだ人であっても、静かに受け止める誠実さを持ちたいです。

知識の量よりも、誠実に向き合う心の方が、ずっと多くを教えてくれることがあると思うのです。

たとえ一冊しか読んでいなくても、その一冊に心を込めて考えた人の言葉には、ちゃんと、届く力があると私は思います。

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