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ロマンチストとリアリストのあいだで

ロマンチストとリアリストのあいだで

私は、多少考えすぎるところがあります。
いわゆる「頭でっかち」と言われるタイプなのかもしれません。
自分の中で納得できないまま何かを選ぶと、あとになってずっと、もやもやとした違和感が残ります。それは後悔というより、「なんとなく気持ちが悪い」という感覚に近いものです。
だから私は、自分の選択についてはできるだけ理由を持ちたいし、人の言動についても、自分なりに腑に落としたいと思ってしまう。
この性質は、たぶんこれからも簡単には変わらないのでしょう。
そして、この性質と切り離せないのが、理想と現実の問題です。
こうありたい、という理想と、実際はこうだ、という現実。
そのギャップに、私は何度も引っかかってきました。
ただそれは、私だけの話ではなく、私たち人間みんなが、程度の差はあれ抱えているものなのではないかとも思っています。

ロマンチストとは何か

私にとってロマンチストとは、まだ確かな根拠がなくても、「こうあってほしい未来」や「そうであると信じたい関係性」を、先に置いてしまう姿勢のことです。
現実が厳しいことも、思い通りにいかないことも、十分わかっている。
それでも、それとは別の場所に、理想の像を掲げてしまう。
ロマンチストは、起きた出来事に意味を与える人というよりも、意味が回収されるかどうかわからない未来に、先に賭けてしまう人なのだと思います。

リアリストとは何か

一方で、私にとってリアリストとは、今ここにある現実や制約を引き受けながら、その中で考え続ける姿勢のことです。
制度や立場、時間やお金。
人の弱さや限界。
そういったものを無視せずに見る。
理想を描く前に、あるいは描いたあとで、「それは本当に可能なのか」「何が足りなくて、何が過剰なのか」を問い直す。
リアリストは、冷たい人なのではなく、現実に触れてきたからこそ、簡単に信じられなくなった人なのだと思います。

どちらも欠かせない視点

私は、ロマンチストとリアリストのどちらかが正しくて、どちらかが間違っているとは思っていません。
どちらも、人が世界と向き合うための方法であり、生き延びるために身につけた視点です。
ただ、どちらか一方に寄り切ってしまうと、息苦しさが生まれるように感じています。
ロマンだけでは、足場を失い、現実に傷つきやすくなる。
リアルだけでは、意味や希望を見失い、「なぜそれをやるのか」がわからなくなる。

中立点が正解だとは思わない

だからといって、常にちょうど真ん中にいればいい、とも思っていません。
バランスとは、動かない一点を保つことではなく、揺れ続ける中で、その都度位置を探ることに近い。
ロマンに大きく傾く時期もあれば、リアルに強く引き戻される時期もある。
その揺れ自体を、失敗や未熟さだとは思わなくていいのではないでしょうか。

自分から揺れてみるということ

大切だと思っているのは、誰かに振らされるのではなく、自分から揺れてみることです。
理想に身を委ねてみて、その先で感じる危うさに気づく。
現実に目を向けてみて、そこで感じる息苦しさに気づく。
その往復の中で、「今の自分は、ここに立っている気がする」という感覚が、ほんの一瞬だけ見えてくることがあります。
それは固定できる答えではなく、状況が変われば、また揺れていくものです。

バランスを保つのではなく、崩しすぎない

このバランスに、誰にでも当てはまる正解はないのだと思います。
だから私は、バランスを完璧に保とうとはしていません。
ただ、ロマンにもリアルにも振れすぎないように、崩れすぎないように、ときどき立ち止まって確かめる。
ロマンチストである自分も、リアリストである自分も、どちらも否定せずに引き受けながら。
その揺れの中で考え続けること自体が、今の私にとっての「バランス」なのだと思っています。

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