2024年は、私にとって大きな転換の年でした。この一年の主要な出来事を振り返りながら、実感したことや学んだことをまとめたいと思います。
達成したこと
2024年、私はシルバーリボンジャパンのコアメンバーとして活動を始めました。この役割を通じて、精神疾患への偏見を少しでも減らすための一歩を踏み出すことができました。これは、私自身が抱えてきた病気を「隠さない」という決断をした大きな転換点でもありました。
会社に病気を公表し、休職を取るという選択は、重い荷物を下ろすような感覚をもたらしました。その後、同じ目的を共有する仲間と出会い、共に歩むことができたことは、私に新たな希望と学びを与えてくれました。
また、今年はエッセイ『セルフヘルプで守るこころの健康』とフォトエッセイ『心に花を』を執筆し、自分の心と向き合う機会を得ることができたのも大きな出来事でした。これらの執筆活動を通じて、自分自身の内面を深く見つめ直し、言葉と視覚表現を通じて自己を表現する新たな可能性を感じることができました。
さらに、ブログを継続して更新することも、私にとって重要な活動のひとつでした。日々の思いや学びを発信することで、自分の考えを整理し、他者とつながる喜びを得ることができました。このプロセスは、創作活動と並行して、自己成長の大きな原動力となりました。
また、新たにころたん心のケアの会というコミュニティを立ち上げたことも、大きな出来事のひとつです。この会では読書会と哲学対話を2回開催しましたが、どちらも非常に充実した対話の場となり、深い学びと共感が得られました。この経験を通じて、自分が対話の場を創り出すことの意義を強く感じ、この先も企画開催を継続していきたいと考えています。
多様な視点との出会い
2024年は、さまざまな考え方を持つ人々と出会う機会に恵まれた年でもありました。その中で、異なる価値観に触れることで、自分自身の視野を広げることができました。特に、対話を通じて相手の思いを深く理解し、同時に自分の心の中にある新しい可能性を発見するという貴重な体験が多くありました。
創作の力
エッセイ『セルフヘルプで守るこころの健康』とフォトエッセイ『心に花を』の執筆は、私にとって自己表現の新たな可能性を切り開く経験となりました。写真を通じて日常の中に隠れた美しさを見つけ、文章でその思いを言葉にすることで、自己と向き合い、癒しを得ることができました。この創作活動を通じて、他者との共感やつながりの新しい形を模索するきっかけとなりました。
行動から学んだこと
私は2024年を通じて、自分の行動次第で自分の進む道が決まること、行動を起こさなければ何も変わらないことを実感しました。自分で道を切り開くという経験は、一般的な考え方に頼るだけではなく、小さな努力を積み重ねて現実を少しずつ良い方向に変えていく力になると感じています。
また、人と人の繋がりの重要さを強く感じたのも今年の大きな学びでした。人の話を聞き、安易な説教を与えるのではなく、相手の観点を完全にただしく理解することの難しさや、その中に生まれるアイデアを実感しました。これは2025年にも活かしたい大切な視点です。
そして、今年の特別な体験として、たくさんの考え方を持つ人と出会い、その中で自分自身の考えを見つめ直す機会がありました。その出会いを通じて、積極的に自分の感情を見つめ直し、大きな勇気を貰うことができたことは、今年のさらなる成長の準備となりました。
来年に向けて
2025年は、以下の点を意識して取り組みたいと考えています。
- 対話の機会を大切にする
傾聴と自分の意見をしっかり伝えることを意識し、相手との信頼関係を深めながら建設的な対話を重ねていきたいと思います。 - 目的を意識して行動を起こす
行動を起こさない限り、結果的に現状維持にとどまってしまうという実感を得た今年の経験をもとに、自分が進みたい方向や目的地を明確にし、少しずつでも前進するためのアクションを積み重ねていきます。
これらの目標を通じて、周囲の人々と協力しながら、自分自身も成長できるよう努力を続けていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
森の民さん コメントありがとうございます! 語り合いの時間、本当に素晴らしいです…