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考え抜くことの意味を、自分に問いかけてみる

「そんなに難しく考えなくてもいいじゃない」
「また考えすぎてるよ」
そんなふうに言われることがあります。

たしかに、私はよく考えすぎる。
答えの出ない問いを、ぐるぐると巡らせてしまうこともある。

だけど、それでも私は――いや、だからこそ私は、考えることをやめられません。

考えないと、自分を見失ってしまいそうになるから。
考えることで、自分の輪郭が浮かび上がってくるような気がするのです。

「考えすぎ」は、ときに不安や悩みを増幅させます。
頭の中で言葉が渦を巻き、ぐったりと疲れてしまうこともある。
それでも私にとって考えるという行為は、単なる思考ではありません。
それは“私がどう生きるか”ということに向き合う、静かな営みです。

私たちは、たまたまこの時代に生まれ、たまたまこの世界を生きています。
与えられた環境の中で、時に選択を迫られ、時に問いを突きつけられる。
そんな日々のなかで、「なぜ?」と考えることは、
流されるのではなく、自らの足で立ち続けるための小さな灯りになるのです。

たとえ他の人から「面倒くさい」と思われても、
私は考え続けることを選びたい。
それは、正しさのためではなく、誠実でありたいから。
誰かを裁くためではなく、理解するために。
自分自身にも、他者にも、そして世界にも――
少しでも丁寧に関わっていたいから。

もし今、あなたが何かに迷い、戸惑い、
それでも「考える」ことをやめられないでいるのなら――
それは、あなたが懸命に生きようとしている証なのかもしれません。

考えることは、時に苦しみを伴う。
けれど、それを通して見えてくる世界も、きっとある。
私はそんな世界を、これからも見てみたいと思っています。

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