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燃え上がる情熱は身をも燃やすのか

炎のように燃え上がる情熱は、人を突き動かす強いエネルギーであると同時に、ときにその身を焼き尽くしてしまうこともあります。実際に、バーンアウト(燃え尽き症候群)という言葉があるように、情熱が過剰に高まり、制御できなくなった結果、心身が壊れてしまうことは確かにあると感じます。

私が経験した「脳が燃える」ような感覚

私は、思考や感情がまるで炎のように暴走し、自分自身の心や脳を焼き尽くすような感覚を経験したことがあります。その痛みは非常に強く、私はそれに耐えきれず、ついには発狂してしまいました。精神安定剤によってようやく思考や感情は抑えられましたが、それはまるで自分の心を失ってしまったかのような、深い喪失感を伴いました。

同じ苦しみにある人たちへ

同じような苦しみを抱えている方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。一度は落ち着いた炎が、またふたたび燃え上がってしまう。そのたびに、自分の中の何かが壊れていくように感じるかもしれません。そんなとき、どうすればよいのか。その問いは、私自身の課題でもありました。

焚火ではなく、ランタンを目指す

私は、情熱や感情との付き合い方を見直す中で、「焚火」ではなく「ランタン」を目指すというイメージを持つようになりました。焚火は勢いよく燃えますが、制御が難しく、風が吹けば一気に燃え広がったり、逆に消えてしまうこともあります。一方で、ランタンはガラスに守られ、小さくとも穏やかに、安定して灯り続けます。情熱もまた、外の風から守りながら、自分の中で静かに灯していくことが大切だと感じました。

海原の波ではなく、湖の湖面を

感情もまた、荒れ狂う海のような波ではなく、静かな湖の湖面を目指したいと思うようになりました。湖面に空が映るように、心もまた、静けさの中で本来の自分を映し出すことができるのではないでしょうか。それが、「整える」ということの本質なのかもしれません。

整えるために必要な主体性

そのうえで、大切なのは「自分で整える」という感覚を持つことです。最初は、大きな波に翻弄されるような感覚かもしれません。しかし、少しずつでも、自分の心に火を灯し、それを風から守るように両手で包み込む。その積み重ねが、感情や思考、情熱との向き合い方を育ててくれます。

情熱を「飼いならす」ということ

私は、そうやって自分の中にある情熱を「飼いならす」ように生きてきました。多くの人は、無意識のうちにそれをしているのかもしれません。でも、意識して行うことには、やはり意味があると感じます。情熱や思考、感情は、私たちに力を与えてくれる存在であると同時に、扱い方を誤ると自分を傷つけてしまう存在でもあります。だからこそ、それらと丁寧に向き合いながら生きていくことが、これからの私の課題であり、願いでもあります。

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