本質とは何か
本質とは何でしょう。
広辞苑で調べると、
あるものをそのものと成り立たせているそれ独自の性質
広辞苑、ページ18300
とあります。
私が思う本質とは物事の核のこと。物事は様々な要素や側面を持っていて、一見革新は見えません。核となる部分まで要素をそぎ落としたときに残るもの。それが本質なんだと思います。
今日は本質を見抜くとはどういうことか。どうやったら本質を見抜くことが出来るのか。本質を見抜けると何がいいのか。ということについて考えようと思います。
本質を見抜けると変わること
まずは、物事の本質がわかるとどんないいことがあるのか考えてみましょう。
①その物事の成り立ちや性質を理解できるようになります。ある問題の本質が見抜けるようになれば、その問題の解決の糸口も見えてくるのだと思います。
②本質を意識して物事を考えることは選択肢を絞る判断力を養うことにつながると思います。
物事の本質が見えていれば、よりよい判断は何かも自然とわかります。
表面だけを見て惑わされることなく、自分の信じる道が開けます。
③日々の周りの人とのコミュニケーションが円滑になることも大きなメリットです。
相手の本質がわかるということは、相手の思っていることをくみ取れることだと思います。
思っていることをくみ取って、あらかじめ行動を起こせば、相手は自分のことをわかってくれていることに好意を持ち、心を開いてくれるのだと思います。
以上が私の思いつく本質がわかると変わることです。
では、どうしたら本質を見抜けるようになるでしょうか。
どうやって本質を見抜くのか
本質を見抜く力として、洞察力という言葉があります。
洞察力を鍛えるためには見た目だけでなく内面的な部分を考えることが重要に思います。
内面的な部分とは隠れた情報や思いの部分です。
目に見える様子や状況を材料に深掘りをして考えることが重要だと感じます。
ちなみに目に見える様子や状況を見る力は観察力といいます。観察力がなければ洞察の材料も少なくなるため、観察力も重要ですね。
一つの本質を見抜くこと
物事を様々な視点で観察し、それを材料に洞察する。
そうやって、何か一つの物事の本質を見抜けたとき、一つの物事を究めた時、それが大きな自信となります。
私が何かを究めたわけではないけれども、様々な物事の本質を見抜こうと、核心に迫ろうと奮闘している中で、少しづづ本質に近づいている実感があります。
今、仕事を始めて4年目になりますが、業務内容や取り組んでいる開発テーマの本質に迫ることが、自信につながり、将来スキルを身につけて故郷に帰ることへの糧となっていくように感じています。
本質を見抜くことを意識する
以上のように私は本質を見抜くということを日々意識して生活をしていきたいです。
現状に慣れてしまうと多面的視点から物事を見れなくなってしまい、本質を見失い、判断力も低下していきます。
統合失調症を持っているので思考が暴走してしまうことにも気を付けなければなりません。
再発のないよう、ストレスに気を付けたり工夫は必要ですが、思考停止だけはしたくありません。
認知機能を鍛えるためにも常に考えて、本質は何かを探っていけたらいいなと思ってます。