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仲間と友達のあいだで

大人になるということと、人間関係の選択

大人になると、人間関係を選択する場面が増えていきます。
どこに身を置くのか、誰と関わるのか。
時間も気力も限られるなかで、私たちは選ばずにはいられなくなります。

その結果、大人になると友達をつくる機会は減っていくように思います。
けれどそれは、友達がつくれなくなるということではありません。
友達をつくる機会が、
自動的に与えられるものではなくなっていく、
という変化なのだと思います。

友達が自然に生まれていた頃

子どもの頃の友達は、
同じ教室、同じ帰り道、同じ時間を共有する中で、
特別な理由がなくても生まれていました。
近くにいたから、話す機会があったから、
それだけで関係は始まっていたのです。

そこでは、
関係を「選ぶ」という感覚は、
ほとんど必要ありませんでした。

大人になってからの友達のつくり方

けれど大人になると、
人はもう「そこにいる」だけではつながれません。
友達がほしいと思えば、
どこに行くのか、誰と話すのか、
自分で選択する必要があります。

つまり、大人になっても友達はつくれます。
つくりたいと思えば、
自ら機会を選び、関係を育てることもできます。
ただしそれは、
意図と行動を伴うものになっていくのだと思います。

仲間という関係の増えていく理由

一方で、大人になるにつれて、
自然に増えていくのは、
感情だけで結ばれる友達よりも、
目的や状況を共有する仲間なのだと思います。

仲間とは、
一緒に何かをしようとする人であり、
同じ現実に足をつけている人です。
必ずしも気が合う必要はありません。
深い感情を分かち合わなくてもかまいません。
それでも、同じ方向を向いているという一点でつながります。

仲間と友達は分けられるのか

ここで一つの疑問が生まれます。
仲間と友達は、きっぱり分かれるものなのでしょうか。

仲間であり、友達である関係も、確かに存在します。
同じ目的を共有しながら、
一緒にいて安心できて、弱さも見せられる関係です。
それはとても豊かで、同時にとても繊細な関係でもあります。

一方で、
仲間ではあるけれど、友達ではない関係もあります。
役割や距離を保つことで成り立つ、成熟した関係です。
そこには冷たさではなく、
踏み込みすぎないという配慮があります。

逆に、
友達ではあっても、仲間にはならない関係もあります。
心は通じていても、
同じ船には乗らない。
それは裏切りでも拒絶でもなく、
ただ進む方向が違うというだけのことです。

関係を引き受けるということ

大人になるというのは、
こうした関係の違いに気づいていくことなのかもしれません。
そして、
どの関係を選び、どの距離を保つのかを、
自分で引き受けていくことなのかもしれません。

友達が減ることに、
寂しさを感じることもあります。
それでも、
友達をつくりたいと思えば、
そのための場を選び、
関係を始めることはできます。

同時に、
仲間を選ぶという行為は、
自分の生き方を選ぶことでもあります。

今の私が大切にしたい関係

今、私自身の目指す方向が、
少しずつ輪郭を帯びてきているのを感じています。
まだはっきりと言葉にできるほどではありませんが、
どこに向かいたいのか、
何を大切にしたいのかは、以前よりも見えてきました。

その方向に共鳴してくれる仲間を、
今、探しているところでもあります。
同じ問いを抱え、
同じ現実に足をつけながら、
一緒に考え、動いていける仲間です。

一方で、
その方向性とは関係なく、
ただただ時間をともにしたい友達もいます。
目的や生産性とは切り離された、
一緒にいること自体が大切な関係です。
そうした友達の存在も、
これからも大切にしていきたいと思っています。

今回は触れませんが、
こうした分類だけでは語れない関係性にも、
少しずつ目が向くようになりました。
人生の時間や選択を、
より深いところで共有する関係についてもです。

仲間と友達のあいだで

仲間か、友達か。
どちらかを選ばなければならないわけではなく、
どちらも、自分の人生にとって必要な関係なのだと思います。

大人になるというのは、
関係を減らしていくことではなく、
関係の意味を、自分の言葉で引き受けていくことなのかもしれません。

仲間と友達のあいだを揺れながら、
私はこれからも、
自分の立ちたい場所を確かめ続けていきたいと思います。

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