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人の気持ちに想像力を働かせる

こんにちは。

今日は先日公開された、「ふれる。」というアニメーション映画を観てきた感想と考えたことを書きます。

「ふれる。」という映画は、ある島の3人の子供が、島の言い伝えの人と人を繋ぐと言われる「ふれる」という生物に出会って、お互いの心をふれることで通じ合える能力を得るお話です。

3人はその能力を得たことで、いつでも一緒の仲良しになりましたが、東京での3人暮らしを始めたことをきっかけに、互いの関係に異変が生じ、葛藤していくのです。

予告のムービーを以下に載せますので、興味がわいた方はぜひ劇場へ。

人の気持ちがわかったら

映画では、人の気持ちを、触れることで通じ合える能力を主人公たちが得ますが、誰もが一度は望んだことのある力でないかと、思います。

私も、そんな力があったらいいなと思った時期がありました。

しかしながら現実では他人の気持ちは本人にしかわかりません。

私が統合失調症を発症した当時は、人の気持ちに思い巡らせ、必死に他人の気持ちや考えを汲み取ろうとして、思いつめていたことがありました。

「自分があの人の立場だったら、こう思う、こう考えるに違いない」

といったような決めつけが、良くない妄想につながり、病気を発症した一つの要因だったのではないかと思います。

人の気持ちがダイレクトにわかったとしたら、病むことはなかったのかな。

なんて思いましたが、この映画を観て、私の取りたいスタンスが明確になりました。

わからないなりに想像力を働かせる

詳しい映画の内容は観てのお楽しみとしたいので書きませんが、映画を通じて、意識したいと思った、私の望む、人の気持ちに対するあり方を紹介させてください。

一つ目はどこまで行っても人の気持ちは人の気持ち、本人にしかわからないものであることを承知することが大切だということ。

わかりえないことがあるということを受け入れるのが自分の心を守るために大切。

二つ目に、だからと言って、人の気持ちを汲み取ることを諦めたくはないということ。

気持ちがわからないなりに、想像力を働かせて相手を思いやりたい。

三つ目に、そうして、生じる自分の気持ちもまた、相手にはわからないことであるので、言語化等、うまく表現して伝えるようにすること。

このスタンスを大切に人間関係をより深くしていけたらと思いました。

人と人の繋がりを大切に、関係を育む

縁あってできた人と人の繋がり、関係を育んでいくには、自分の気持ちと相手の気持ちのバランスが非常に重要に思います。

相手と自分がそっぽの方向を向いていたら、関係は深まらないどころか、縁が切れてしまうこともあると思います。

自分の気持ちとして、相手とのつながりを深めていきたいのであれば、自分のその気持ちを相手の気持ちを慮りつつ、表現して、互いの気持ちをすり合わせ、同じ方向を向くことが必要に思います。

それが関係を育むということなのかなと思いました。

終わりに

映画「ふれる。」を鑑賞したことで、人の気持ちについて、人間関係について深く考えるきっかけをいただけました。

作品は笑いあり、感動ありの素晴らしい作品でした。

ぜひ皆さんも観てみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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