ころたんの新作のご紹介
矛盾を抱えたまま、生きていくことはできるのでしょうか。
わかろうとしながら、わからないこと。
前に進みたいと思いながら、立ち止まりたくなること。
そうした揺れを、どこかで「なくさなければいけないもの」として扱ってしまうことがあります。
けれど本当は、
その揺れの中にこそ、生きている実感のようなものがあるのではないかと、私は感じています。
今回ご紹介する『生きるということ 矛盾ごと生きる』は、
そうした矛盾を、無理に整えるのではなく、
そのまま抱えながら生きていくことに、そっと光を当てた一冊です。
この本は、何かを教えようとする本ではないのだと思います。
むしろ、
すでに自分の中にある感覚に、
静かに触れていくような本です。
わかろうとすることと、
わかろうとしないこと。
どちらかを選ぶのではなく、
その両方を抱えたまま、生きていくこと。
その在り方があってもいいのではないかと、
そっと差し出せたらいいなと感じます。
読んでいると、
「わかる」という感覚と、
「まだわからない」という感覚が、同時に立ち上がってきます。
そのどちらも、そのままでいいと感じられる時間が、
少しでも生まれたらいいなと思います。
もし今、
何かをはっきりさせようとして苦しくなっている方がいたら。
あるいは、
言葉にならない感覚を抱えたまま過ごしている方がいたら。
この本が、
何かを変えるというよりも、
そのままでいられる時間を、そっと支えてくれたらいいなと願っています。
そのままでいられる時間が、少しでも増えていきますように。
















サトシさん コメント嬉しいです。 そういっていただき有難うございます。 「諦観」…