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SOSを出すこと

こんにちは。

今日は私たち人間誰しもが感じる「生きづらさ」に関する話題を取り上げます。

一言に「生きづらさ」といっても、色々な困難があるように思います。

身体的不自由を抱えていたり、精神的に病んでしまっていたり、社会的に孤立してしまったりなんとなく、気分が沈んだり。

そんな困難を抱えてしまったとき、私たちはどう「生きづらさ」を乗り越えればいいのでしょうか。

辛いときどうしてますか

生きづらさを感じる時、私たちはたいてい辛い思いに満たされています。

困難が増していったとき、自分自身の価値や存在意義について否定的に捉えてしまい、生きづらくなってしまうのです。

「私って生きてる意味があるのだろうか」

などとネガティブに思考を繰り広げてしまいがちです。

そんな辛いとき、あなたはどうしていますか。

生きづらさの自己解決

辛いときには「自分で何とかしたい!」と思う人が多いでしょう。

とにかくおいしいものを食べてみる。とか、散歩に行ってみる。とか、温泉に浸かってみる。などなど、自己解決の方法を持っている人もいるかもしれません。

私が統合失調症になって入院したときにWRAP(Wellness Recovery Action Plan)という「元気回復行動プラン」というものを学びました。

WRAPでは自分の「元気に役立つ道具箱」というものを考えるのが一つ大きな取組です。

先ほど例に挙げた、自己解決の方法をたくさん用意しておき、辛くなった時に実行するのです。

また、自己解決のみを元気に役立つ道具箱に入れていいわけではありません。

親しい友人に連絡を取ってみることなども一つの道具です。

自己解決できない時にはSOSを出そう

どう頑張っても、苦しい感情から逃れられない。

そんなこともあると思います。

そんな時は、思い切ってSOSを発しましょう。

「助けて」の一言が、支援に繋がる第一歩だと思います。

自分の中に溜めて溜めて外に隠してしまっていたら支援の手も差し伸べることが出来ません。

最近インターネットで出会った、精神科医の福田正人先生の「統合失調症リカバリー支援ガイド-当事者・家族・専門職それぞれの主体的人生のための共同創造」(第 1.1 版)

https://psychiatry.dept.med.gunma-u.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/shienguide1-1.pdf

においても、

当事者や家族の声こそが支援の出発点である。

とあります。

自分が感じる「生きづらさ」をそのまま、「苦しい」と伝えることが第一歩のように思います。

自分のことは案外わからない

「生きづらい」、「死にたい」と思っても、なんでそう思うのか、言葉に出来る人って多くないのではないかと思います。

漠然としたそういう気持ちが、自己解決できず、溜まっていってしまうと、精神疾患を発症したり、衝動的な行動に出てしまうように思います。

「このままじゃやばい」

そう思ったときには、周りにSOSを出してみるのが良いと思います。

福田先生の仰るように、支援の出発点はSOSの声なのです。

一人じゃどうにもわからない辛さが、周りの人や、専門家の支援によって紐解かれていくように思います。

一緒に苦しさを言葉に表現してみたり、非言語的なシグナルから自分の状況をわかってもらえたりすれば解決の糸口が見えてくるはずです。

人は案外自分のことがわからない生き物です。

人に支援を求めて一緒に考えてもらうと、絶望していた事柄も少し現実味を帯びてくるように思います。

何事にも通じること

本記事は「生きづらさ」を感じる人に向けた、

「SOSを出そう」というメッセージではありますが、同時に自分へ向けたメッセージでもあります。

私はもやもやうじうじしてしまう事が多く、自分の中に溜めこんでしまう性格です。

最近は思いや考えを文章にして表現することで、自分で、気持ちを整理することが出来る事が多くなってきましたが、

苦しいときには「ちょっと助けて」とSOSを出していくことを心掛けたいです。

捕捉:生きる意味

生きづらさをテーマにSOSを出すことの重要性について書いてきました。

世の中には「生きる意味」を見失ってしまっている人が多くいます。

真剣に話そうとすると壮大になってしまいますが、

私が思うのは、「生きる意味は無限にある」という事です。

個人の意識が意味を構築していくものだと思うのです。

例えば私が人のために何かをしたいという意識があれば、私の生きる意味は「人のために何かをするため」となりますし、

パートナーに「あなたほど分かり合える人はいない」と言われ、それに作用されれば、「この人と共に過ごしたい」という意識により、「この人と同じ時間をすごすため」が生きる意味になり得ます。

ちなみにこの考え方は現象学という哲学的アプローチを参考に考えた内容です。

興味がある方は、学んでみて下さい。

まとめ

「生きづらさ」に直面したとき、まずは自己解決の方法を試みて下さい。

日常の工夫が有効ですがそれだけでは限界があることもあります。

その際は、信頼できる人や専門家に支援を求めることが重要です。

それは「生きづらさ」についてだけでなく、あらゆる困難に共通したことに思います。

うまくSOSを出すことを身につけて、充実した生活を送れたらよいと思います。

最後まで読んでいただき、有難うございました。

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